國分功一郎インタビュー記事

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──「映像による哲学の試み」を始めたのはどうしてでしょうか

 

 インターネット上にインターネットとは違う時間を作りたいという思いがありました。インターネット上ではものの善しあしを瞬時に判断することを強制されますよね。一方インターネットの外では、人と会って話す、本を読むなどの「時間をかけて考える」機会はいくらでもあります。インターネットが人間に賛成か反対かを常に迫ることで、ものを考える機会を奪っているわけです。人間がじっくりと考える時間をインターネット上に作れないかと思い映像配信を始めました。

 

いやほんとうにそうだよな…と思う。